2022年2月23日、野焼き体験イベントを開催いたしました。
曇り空で、最高気温3℃という寒さの中、県内外から21名の方が参加してくださいました。
まず町古閑牧野の組合長「市原」さんが、牧野の茅を使ってたいまつの作り方を教えてくださいました。
火の燃え具合は、束ねるために結んだ横紐(草)で調節することなど、先人たちの知恵を知る機会となりました。
続いて、作ったたいまつでの火付け。
野焼きボランティアは火消しのみのお手伝いなので、実際に火付けができるのはこのイベントだけ。
参加者の皆さん、勢いよく燃え上がる炎と熱風に圧倒されつつも歓声が上がっていました。
パチパチと音を立てながら立ち登る火。あっという間に小山の頂上まで到達します。
燃えたところの黒土が印象的です。上から燃えかすがダイナミックに降り注ぎます。
火を眺めてばっかりいられないのも野焼き。
範囲外への延焼を防ぐため火消し棒の出番。大人から子供まで全身を使ってバンバン叩きながら火を消していきます。
皆さん、息切れしながらもがんばりました。
最後は火が燃え尽きるのをじっと見守りながら、心地よい疲れとともに大自然の営みを心に刻みます。
この日は、阿蘇の今シーズン初めての野焼きということもあり、取材陣も多く集まってくださいました。
最後は、ガイドから阿蘇の野焼きがなぜ行われるのかなどの説明を聞き、焼いた場所をバックに記念撮影。
学びの多い楽しいイベントとなりました。
参加いただいた皆さん、盛り上げてくださった取材陣の皆さん、ありがとうございました。
また第二弾、第三弾を予定しておりますので、ぜひご参加ください。
次回イベントは こちら ↓↓